大阪府の吉村洋文知事は11日、大阪府庁で報道陣の囲み取材に応じ、自身の考える2025年を表す漢字の一文字に「成」を挙げた。

 日本漢字能力検定協会が京都市東山区の清水寺で行う恒例行事「今年の漢字」の発表会が12日にある。

その前日に、吉村知事の思う漢字を問われると「やはり万博(大阪・関西万博=4~10月)もやったということと、多くの人に来ていただいて楽しんでいただき、レガシー(遺産)も生まれたと思ってますから。そういう意味では、年始は『博』でしたが、結果として成功の『成』という字が、今年を振り返って思う一文字です」と話した。

 一方、吉村知事自身は、自民党と連立政権を組んだ日本維新の会の代表でもある。「様々な課題もありますが、日本の政治を前に進めていく、成し遂げていきたいという『成』でもある。これから頑張っていこう、という自分に対することも含めて」と先を見据えた。

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