◆欧州CL ▼リーグフェーズ第6節 Rマドリード1―2マンチェスターC(10日、サンティアゴ・ベルナベウ)
前半立ち上がりは攻守を切り替えてのスピードある展開となった。前半2分、RマドリードにPKを与えられ会場を沸かせたものの、VARでFKに変更された。
前半28分、マスタントゥオーノのボール奪取からRマドリードの速攻が始まり、右エリアに入ったロドリゴのクロスシュートが左ポスト際に飛び込み、先制。ロドリゴは281日ぶりのゴール。しかし、マンチェスターCは35分の右FKからグバルディオルがヘディングシュート。これをGKクルトワが前にこぼし、これをオライリーが押し込んで同点に追い付いた。
互角な展開の中、前半43分、ハーランドに対するリュディガーの抱え込みがVARでペナルティーと判定。このPKをハーランドが決めて1―2とマンチェスターCの逆転を許した。
後半はマンチェスターCが支配するものの、Rマドリードも速攻で対抗。だが、そのまま試合は終わり、マンチェスターCが勝利し、4位に上がった。7位に後退したRマドリードはエムバペ不在が得点力に大きく影響したようだ。
Rマドリード・シャビ・アロンソ監督
「とても問題のある試合だった。CKとPKで10分間に逆転されるのは普通のことではない。この11月、12月は良い結果を出していないが、改善して進むしかない。
Rマドリード・ロドリゴ
「前半は良いスタートだったが十分ではなかった。こういう試合ではセットプレーの威力が増す。練習ではそれも考えられているが、良い結果が出せずに不満が残った。僕自身ベストな状態ではない。
マンチェスターC・グアルディオラ監督
「こういう難しい試合では作戦を立てなければならないが、早い時間の失点は作戦を変えなければならなかった。ボール奪取では負けていて、なかなか自分たちのプレーができなかったが、相手の助けもあって逆転まで進めた。結果に比べてよい試合ではなかったと思うが、この素晴らしいスタジアムでプレーするのは我々にとって喜びだ。選手たちは誇りをもって全力で戦ってくれた」
マンチェスターC・オライリー(MOMに選出)
「当然ながらRマドリードの強さは知っていた。過去何試合も対戦したし、とても良いチームだった。このスタジアムで彼ら相手との戦いに勝ったのは、僕たちが優れた状態にある証明だ。だから僕たちには大きな可能性があると信じている」

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