阪神は兵庫・西宮市役所で記者会見を行い、西宮市の中学校部活動地域展開に対する支援活動を発表した。

 内容は大きく三つで、一つ目は市内の軟式野球の地域クラブ空白地を中心に3チームを立ち上げ、運営の支援を実施。

軟式野球の地域クラブが不足していたなか、昨季まで阪神の打撃コーチを担った水口栄二氏が代表を務める任意団体「野球心」と連携をとって、活動を進めていく。二つ目はタイガースアカデミーコーチを地域クラブに派遣。最後は西宮市と市内地域クラブ向けの野球大会を共催し、競技力やモチベーションの向上を図る。

 会見に出席した嶌村球団本部長は「阪神は西宮という地で誕生し、育てられて今がある。西宮市に対する思いは非常に強い。恩返しをしたい」と熱く語った。

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