今季の野球シーンをふりかえる写真展「野球報道写真展2025」が、13日から東京ドームに併設する野球殿堂博物館ではじまる。東京写真記者協会に加盟する在京の新聞、通信など33社のカメラマンが撮影した、NPBやMLB、アマ野球や女子野球など69点を展示。

一般公開を前に、報道陣向けの内覧会が12日に行われた。

 ドジャース大谷翔平からソフトバンクの日本一、史上初めて夕方に行われた夏の甲子園開会式など、各社が撮影した今年を象徴する写真。同館の庄司正信館長は「いい作品が出ている印象。長嶋ファンですので、長嶋さんが亡くなったのが一番大きい1年でした」と今年を振り返った。

 この企画展では、来場者による投票で「ベストショット オブ ザ イヤー」を選出している。2015年にはじまり11回目となる今年は、第1回受賞作の巨人・坂本勇人のヘッドスライディング(報知新聞社撮影)など過去10回の同作品を展示している。

 同展は2月1日まで開催。観覧は無料だが、博物館入館料が必要。月曜と年末年始は休館。

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