日本高野連は12日、来春の第98回センバツ高校野球大会(3月19日開幕・甲子園)に出場する21世紀枠の各地区候補9校を発表した。東海からは、秋季三重県大会4強の四日市が候補校に選出された。

候補9校から、来年1月30日の選考委員会で出場2校を最終決定する。

 文科省の「スーパーサイエンスハイスクール」(理数教育を重点的に行う高校)に指定されている県内随一の進学校は「日本一の文武両道」を掲げ、活動してきた。朝練やテスト期間の練習はなく、平日は約2時間と強豪校と比べて練習時間は限られるなか、今秋の県大会で4強入り。また、過去5年で野球部から東大2名、京大6名、医学科4名を輩出していることも評価され、9校入りが決まった。

 甲子園には過去3度出場し、1955年夏には優勝を果たしている。今秋から就任した加藤敬三氏は「当時の先輩に少しでも近づきたい」と意気込んだ。超進学校が59年ぶりの聖地なるか。吉報を待つ。

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