ロッテ・西川史礁外野手が12日、故郷の和歌山・日高川町で確定申告PRイベントに参加した。スマートフォンとマイナンバーを利用したe―Tax模擬体験や、一般参加者との握手会を実施。

“地元スター”を一目見ようと集まった約30人に、西川は笑顔で丁寧に対応した。

 会場には西川の家族も駆けつけ、建設業を営む父・凌滋(りょうじ)さんは、「(新人王は)周りの反響が想像以上に大きくて、私もびっくりしました。(今季は)本当に前半、かなり本人も苦労したと思うんですけど、何とか這い上がって、みなさんの応援のおかげで、もう本当になんとか歯を食いしばれて、後押ししてもらえた。皆さんの応援のおかげだと思っています」と感謝を込めた。

 西川は、青学大3年だった24年3月の欧州代表戦で侍ジャパンデビューし、同年ドラフト1位で2球団競合の末にロッテ入団。プロ1年目の今季は、序盤は苦戦したが、規定打席に到達してパ・リーグ6位となる打率2割8分1厘をマークして新人王にも輝き、今月19日に行われた契約更改では、2年目としては13年・益田に次ぐ球団最高額に並ぶ年俸4200万円(金額は推定)でサインしていた。

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