サッカー日本代表の森保一監督(57)が12日、来年6月開幕のW杯開催地の米国から帰国した。現地時間5日(日本時間6日)にワシントンで行われた組み合わせ抽選会ではF組に入り、オランダ、チュニジア、欧州プレーオフの勝者と対戦が決定。

抽選会後、米国に残り1次リーグ1、3戦目の開催地テキサス州ダラスや同近郊のベースキャンプ候補地の視察を行った。

 トヨタ・スタジアムを本拠地とするMLSのFCダラスや大学の施設など、ダラス近郊3か所を訪れた。ただ、FIFAランク順のポット1のチーム(日本はポット2)にキャンプ地選定の優先権があるとし「少しプランを変えようと思っている。そこだけ一点買いだと、(取れなかった時)プランが全部崩れてしまう。であれば、次のオプションを考えて」とも語った。また、「事前キャンプとベースキャンプは別々にするか、もう一回検討したい」と明かした。

 初戦は現地の6月14日。直前の5月下旬から約1週間、国内で調整する方針だという。米国ではニュージャージーにある決勝の地、メットライフ・スタジアムも視察。指揮官は「決勝の舞台を目指し、目の前の一戦、厳しい戦いに勝っていきたい」と最高の景色を目に焼き付けた。入念に準備を進める。(岩原 正幸)

編集部おすすめ