ヤクルトからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す村上宗隆内野手(25)の交渉期限が12日(日本時間13日)、残り10日を切った。米大リーグ公式サイトは「村上は近く決断を下す必要がある。

獲得に名乗りを上げているのはどの球団か?」の見出しで特集記事を掲載した。

 村上を巡る交渉は、米東部時間で11月8日午前8時(日本時間同午後10時)にスタート。期限は45日間で、12月22日午後5時(同23日午前7時)までとなっている。現状のFA市場では、ブルージェイズのビシェットや、レッドソックスのブレグマンらの移籍先が決定しておらず、同サイトは「他のスター内野手を検討している球団の『バックアッププラン』になる可能性がある」と指摘。だが、期限が迫っていることから「近いうちに何らかの決着がつく必要がある」とした。

 MLB公式サイトのジョン・モロシ記者はレッドソックス、マリナーズ、タイガース、フィリーズ、メッツ、ブルージェイズ、パイレーツの7球団が村上に興味を示していると候補に挙げている。

 村上は、NPBで836試合に出場し、224本塁打、600打点、OPS・945をマーク。2021年と2022年の両年でセ・リーグMVPを受賞し、2022年には打率3割1分8厘、56本塁打、134打点で3冠王に輝いた。

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