12月13日の阪神5R・2歳新馬(芝1800メートル=7頭立て)はクリスチャン・デムーロ騎手騎乗で2番人気だったダノンハドソン(牡2歳、栗東・池江泰寿厩舎、父レイデオロ)が初勝利を挙げた。3冠牝馬ジェンティルドンナの娘で、単勝1番人気だったアルジェンテーラ(牝2歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父ドレフォン)は2着。

セレクト5・2億円ホースとして注目を集めたサガルマータ(牡2歳、栗東・福永祐一厩舎、父コントレイル)は3着だった。勝ちタイムは1分48秒9(良)。

 アルジェンテーラは勝ったダノンハドソンを行かせた後、中団から手応えよく追い出されたが、最後は首差の先着を許した。団野大成騎手は「これだけの馬なので結果が出なかったことは申し訳なかったです。馬の出来はよかったので、レース運びひとつだと思います」と振り返った。

 また、サガルマータは後方から直線にかける競馬で、上位2頭には離されたものの、その2頭と同じ上がり最速タイとなる33秒6の脚を繰り出しつつ3着。川田将雅騎手=栗東・フリー=は「調教段階で予定していたより、はるかに走ることができました。よく頑張ったと思います」と評価。福永調教師も「調教で徐々に良くなっていたので、どんな走りをするか期待していました。よくなるのは先の馬だと思っていましたが、メドの立つ競馬ができたと思います」と前向きに振り返っていた。

編集部おすすめ