12月13日の阪神7R・2歳未勝利(芝2000メートル=8頭立て)は岩田康誠騎手=栗東・フリー=騎乗で単勝5番人気だったヨカオウ(牡2歳、栗東・谷潔厩舎、父キズナ)が鮮やかに逃げ切った。同馬の母は2021年の北九州記念を勝つなど「九州産のアイドル」と呼ばれたヨカヨカ。

その初子が4戦目で初勝利を挙げた。勝ち時計は2分0秒9(良)。

 前走同様に楽に先手を奪うと、前半1000メートルが61秒6のマイペース。余力十分に迎えた直線でもしっかりと反応し、後続を突き放すと、3馬身差をつける完勝だった。

 岩田康騎手は「レースごとに良くなっていました。ガスが抜けて、落ち着きがでていた。逃げる馬じゃないし、まだまだ良くなる。距離はもっと長くてもいいです」と伸びしろを感じ取る。母も管理していた谷調教師は「良かったです。今日は一生懸命走ってくれていた」とホットした表情を浮かべていた。次走は未定。

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