オリックス・頓宮裕真捕手(29)が13日、来季へ「殊勲打量産」を宣言した。12日までソフトバンク・山川と福岡県内でオフ恒例の合同練習を行い、心技体で充実の様子。

この日、兵庫県内で亜大野球部OBが中心となった野球教室に参加し、主軸としての決意を明かした。

 「チームのために必要なことは何か。やっぱり勝負強さだったり、打つことだと思います」。今季は2年ぶりに規定打席をクリアし、打率2割4分9厘。時にバントを試みることもあったが「それ以上に、チームに必要なことがある」と王道を歩むことを決意した。

 同僚の森とともに、尊敬する一人が山川。「えげつないけど、耐えます。気持ちです」と3日間の合同練習は“限界突破系”の過酷さで、重さ25キロのプレートを持ちながら10種目のメニューを消化するものだった。午前9時から夕食まで同じ空間で過ごし、改めて師匠から教わったのが「準備」。信じた道を進む。(長田 亨)

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