伝統の箱根駅伝は来年1月2、3日に第102回大会を迎える。スポーツ報知では出場する全21チームを連載で特集する。

第6回は早大。

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 15年ぶりの箱根制覇のチャンスはある。早大は出雲2位、全日本5位。出雲2区9人抜き区間賞の主将・山口智、全日本8区日本人最高記録の工藤、スーパールーキー鈴木が“3本柱”。花田監督は「優勝するためには往路で勝たなければならない」とレースプランを明かす。

 前回3区3位と好走した山口竣がキーマン。故障のため、出雲、全日本を欠場。「調子はまだ4、5割です」と山口竣は慎重に話すが、花田監督は「彼は理想が高いのでそう言っていますが、7~8割まで戻っています」と期待する。

 伊藤、宮岡ら一般入学した後、努力を続け、メンバー入りした「たたき上げ」の選手の力走も優勝のためには欠かせない。

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