【箱根駅伝】立大が６４年ぶりのシード獲得へ　主将・国安広人「２０番目のチームとして失うものはない」
箱根駅伝に向けた記者会見に登壇した（上段左から）立大・高林祐介男子駅伝監督、野口颯汰、原田颯大、鈴木愛音、本宮慶尚、森川祐暉、山下翔吾、尾関柊太、向津翼、（手前左から）小倉史也、国安広人、永井駿、馬場賢人、吉屋佑晟、伊藤匠海、木代博也、木島陸（カメラ・渡辺　朋美） 画像（1枚）

　第１０２回箱根駅伝（２０２６年１月２日、３日）で４年連続３１回目の出場を果たした立大は１４日、埼玉・新座市内にあるキャンパスで会見を行った。主将の国安広人（４年）は「（前回大会１３位で）シードを逃す悔しい思いから始まったチーム。

チーム一丸となって取り組んできた。２０番目のチームとして失うものはないので、全員でつかみとりたい」と力強く意気込んだ。

　前回大会の予選会はトップ通過を果たすも、今大会では１０位通過と最後の一枠にすべり込んだ。高林祐介監督は「（主力選手の）馬場賢人（４年）が出られないアクシデントもあったが、自分たちの立ち位置を改めて実感した」と振り返った。その上で「これからやるべきことが明確になったきっかけでもある。今となってはプラスに転じている」と胸を張った。

　本戦での目標は１９６２年大会以来、６４年ぶりのシード権獲得。指揮官は「私にとっても真価が問われる２年目。選手個人の力は付いてきている。前を見て強い気持ちで戦いたい」と意気込んだ。

編集部おすすめ