日本代表MF三笘薫が12月13日にアウェーで行われたリバプールとのリーグ戦に後半19分から出場。0-2の劣勢を追いかける展開の中、後半アディショナルタイムの8分を含めて34分間をプレー。
当初はヒュルツェラー監督が「軽症」を示唆したが、2か月半も欠場が続いた。三笘は「もう少し早く復帰できるかなというところで、なかなかうまくいかずということの連続でしたね」と話して、左足首の状態が一進一退となり、治癒するまでにかなりのフラストレーションがあったことを明かした。
しかし、もう完治したという。けれども「まだコンディションは戻り切っていないと思います。もっと戻さないとチームの力にはなれないと思います」と話して、今後に調子を上げていく決意を明確にした。
W杯の抽選についても「まだW杯どころじゃないので。まず、自分がピッチに立つことでアピールしないといけない。そうでないと選ばれないと思います。(W杯のことは)全く考えていません」と話して、代表に関しては謙虚にゼロからの発進とした。
しかし、3月に決まったイングランド代表との親善試合は「楽しみではないか?」と尋ねると「もちろんそうですね」と話して瞳を輝かせた。そして「なかなかこういう機会はないということと、(W杯前の)最後の2試合になるんで、完成度を高めたいというのはあります」と語り、来春のウェンブリーでの完全復活を誓っていた。

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