第102回箱根駅伝で4年連続20回目の出場を果たし、総合3位以上を狙う城西大は15日、オンラインで会見を行った。前回5区3位の好走をみせたエース・斎藤将也(4年)は「目標達成に向けて責任ある走りをしたい」と力強く語った。

 今季は主力選手のケガが多く、出雲は6位、全日本は9位と本来のチーム力とはほど遠い低調な結果に。櫛部静二監督(54)は「目標を掲げている順位は下回った」と悔しさをにじませた。

 巻き返しとなる箱根へ指揮官は「決してチーム力が下がったとは思わない。日頃の練習から全員が成長していると感じている。精神的な部分も変わってきている」と自信を示し、「駅伝は先手必勝。往路から流れに乗り、強みの山で確実にしたい」と2区が濃厚なケニア人留学生のヴィクター・キムタイ(4年)、5区を務める斎藤のダブルエースで勢いに乗る。

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