俳優・妻夫木聡が主演のTBS系日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(日曜・午後9時)最終回が14日に放送され、そのワンシーンが話題になっている。(以下、ネタバレがあります。

ご注意ください)

 最終回になり突然登場した椎名(沢村一樹)が所有する芦毛のビッグホープは、2025年の有馬記念で大きく出遅れ最後方からのスタートとなる。最後の直線で、ロイヤルファミリーが一度は先頭に立ったが、ビッグホープが大外から迫ると2頭並んでゴールし、写真判定の末ビッグホープが勝利。ロイヤルファミリーは2着に敗れた。

 そこから5年後の2030年。耕一(目黒蓮)は競馬記者・平良(津田健次郎)からインタビューを受けていて「正式に馬主資格を取得した今のご心境を」と質問され、「いや~不安ですね」と答えている。“正式に馬主資格を取得”ということは、「今後も継続的に得られる見込みのある所得金額が、過去2か年いずれも2000万円超」「継続的に保有する資産の額が1億円以上」などの条件をクリアしているということだ。相続馬限定馬主だった頃の耕一は、塾講師として働いていた。一体、この5年で耕一に何があったのか?

 ヒントになるのは、耕一のインタビュー時にわずか6秒ほど映し出された「株式会社CULTIVATECH」のオフィス内の棚にある本や賞状などのアイテムたちだ。本には「学びを生きる力に変える 中条耕一・著」というタイトルと、著者名には耕一の名前が。「成績表に載らない才能の見つけ方 中条耕一・著」の表紙には、「AI分析で我が子の本質を見抜く!『協調性』『粘り強さ』『質問力』を数値化する教育」と書かれている。また、賞状には「株式会社CULTIVATECH」が開発した「教育系スマホアプリ『マナビスコープ』」が「日本WBT大賞」を受賞したことが記されている。「WBT」というのは、インターネットを活用した学習方法を意味する。

どうやら耕一は、教育系の仕事で成功しているようだ。「株式会社CULTIVATECH」の社名の下には「人を見て、人に賭ける」と記されており、亡き耕造(佐藤浩市)のメッセージをほうふつとさせる。

 正式に馬主になった耕一について、ネット上では「最後耕一が馬主になるまでのストーリーアナザーストーリーで5話分出してください」「最後耕一くんが本物の馬主に成り上がってたのが一番すごくないですか…!さすが山王耕造の息子」「馬主になるためには色々な条件をクリアしないとなれないと思うので急展開すぎてついていけない(笑)」「耕一くん学習アプリとか著書で成功して5年で馬主資格とるのやばくない??」などの声が上がっている。

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