伝統の箱根駅伝は来年1月2、3日に第102回大会を迎える。スポーツ報知では出場する全21チームを連載で特集する。

第8回は3年連続25回目の出場を果たした中央学院大。

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 10月の箱根予選会は、2007年以来のトップ通過を果たした。近田が日本人トップで個人100位以内に8人が入るとなるなど、持ち前の粘り強さを発揮した。11月の上尾シティーハーフマラソンで三代田、長友、徳善、山中の2年生4人が1時間2分台の好記録をマークし、底上げも一気に進んだ。

 復路5人を含め、前回14位経験者が6人残る。前回10区の近田は花の2区初起用が有力。同3区の市川は1区で走る算段だ。鍵は長友で、4、7、9、10区のいずれかで出走する予定。川崎監督の理想は10区での起用で「化ける可能性があるのは長友」と期待を寄せた。予選会1位通過で臨んだ08年の箱根は往路5位、復路2位で総合3位と過去最高成績と躍進した。総合力でその再現を目指す。

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