伝統の箱根駅伝は来年1月2、3日に第102回大会を迎える。スポーツ報知では出場する全21チームを連載で特集する。

第9回は7年連続9回目の出場を果たした創価大。

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 前回7位で6年連続でシード権を獲得。いまや強豪校の地位を確立した。「目標の3位以内を勝ち取りたい」。登録メンバーから外れたものの抜群のリーダーシップで創価大をまとめる三坂佳賞(よしたか)主将(4年)は力強く話す。

 前回2区で吉田響(現・サンベルクス)が日本人最高記録で区間2位と力走。「響の穴をどう埋めるかという課題をもって1年間、取り組んできました」と榎木監督は明かす。前回3区2位のムチーニは前々回2区5位の実績がある。5区は野沢と山口と2人の経験者がいることが心強い。

 「大エースがいない分、全区間で5位以内を目指す」。指揮官の狙い通りになれば、おのずと目標の3位以内はクリアできるはずだ。

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