巨人・山崎伊織投手(27)が17日、闘病する子どもたちの希望の光になることを誓った。大城卓、中川とともに神奈川・伊勢原市内の東海大学医学部付属病院を訪問。

「生きる力となるためにも、目立った活躍をしないといけない。野球ができることを幸せに感じて皆の分まで頑張っていきたい」と更なる活躍を見据えた。

 昨年に続いて院内学級の6人と交流。前回訪問時に新型コロナウイルス感染で欠席していた巨人ファンの小学生男児とも対面できた。その少年は、1年前に送ったビデオメッセージを励みに骨髄移植の手術を乗り越え「このために抗がん剤治療を頑張れました。本当に力になりました」と手紙を読み上げてくれた。「本当によかった。(東京)ドームにはなかなか来られないと思うので、テレビで投げている姿を見てもらいたい」と腕をまくった。

 東海大の先輩・菅野が巨人在籍時に10年間続けた活動を継承している。「こういう1日があることでこれからを頑張っていけるのであれば、何日でも来たい」と思いがあふれた。今季は3年連続2ケタでチームトップ&自己最多の11勝。キャリアハイ更新、日本一奪回の姿を届けるべく、来季は突き抜けた1年にする。

(堀内 啓太)

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