第102回箱根駅伝(2026年1月2、3日)に9年連続99回目の出場となる中大は18日、東京・多摩市にあるキャンパスで会見を開いた。主将の吉居駿恭(しゅんすけ、4年)は「最後の箱根になるので優勝したい気持ちを持って1年間取り組んできた。

優勝して卒業できるように頑張っていきたい」と意気込んだ。

 今大会の中大の登録メンバー上位10人の1万メートル平均タイムは箱根史上最速の27分55秒98。藤原正和監督は「例年と違って調子の上がり方、上昇曲線のカーブの描き方が高い」と手応えを示す。

 唯一の懸念点は、前回大会では2人の4年生が務めていた山区間。指揮官は「通年通して、特に夏合宿以降は対策をしっかりやってきた」と強調し、「5区は70分71分台で走れば十分だと思う。6区は58分切れると思う。山の2区間で2時間8分は切って平地につなげたい」とそろばんをはじいた。

編集部おすすめ