ＮＨＫ大阪放送局・平匠子局長、万博＆ノーベル賞＆阪神で湧いた大阪・関西を総括「ルンルンしています」
今年の大阪・関西を総括したNHK大阪放送局の平匠子局長（カメラ・田中昌宏） 画像（1枚）

　ＮＨＫ大阪放送局の平匠子局長が１８日、大阪市中央区の同局で定例会見に臨み、今年４月の局長主任からの１年弱を総括。大阪・関西万博、日本での放送１００年、ノーベル賞、阪神のリーグ優勝などで地域が盛り上がり「ルンルン」していると明かした。

　平局長は就任時の会見で、万博開催と放送１００年という節目の年に「何ができるかを現場と一緒に考えたい」旨を説いた。この日は万博が成功裏に終幕したことを振り返り「ふたを開けてみると、大阪・関西万博はたくさんのお客様に来ていただいて盛り上がった。課題はあるものの、大阪・関西が頑張ったという感じがあった時間だった」と述べた。

　また、大阪大の坂口志文特任教授（生理学・医学賞）と京都大の北川進特別教授（化学賞）がノーベル賞をダブル受賞したことにも触れた。「ノーベル賞受賞者に阪大と京大から出ていただくことになった。（就任から）まだ８か月ですけれども、とてもいいタイミングでここに来たなというふうに思っています。大阪・関西の皆さんの取り組みを全国に放送していく、発信していくということ。それが地域へのエールになるとするならば、とても大事な役割であるということを感じました」と公共放送としての役目を強調した。

　さらに平局長は「阪神タイガースのセ・リーグ優勝も、地域の局としてはうれしいことです」と地元球団のＶに感謝。「いろいろなことが起きて、チャレンジもしたし、いろんなことで、皆さんに助けてもいただいた。それが地域への還元として、エールになったとすれば、本当にありがたいなと思っています。引き続き大阪のため、関西のためにできることを考えたい。

うれしい気持ちと前向きな気持ちと期待でルンルンしています。ルンルンって古すぎますね」と笑顔で８か月と半月を総括していた。

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