レッドソックス・吉田正尚外野手(32)が18日、都内で行われた長谷川晶一氏との共著「決断―カンボジア72時間―」(主婦の友社)の出版記念トークショーに出席した。
「決断―」は、23年シーズン終了後に「これまで支援してきた施設を自分の目で確かめたかったから」と訪れたカンボジアの3日間の旅を、人気ノンフィクションライター長谷川晶一氏が克明に描写。
吉田はカンボジアに行った2年前を振り返り「日本では想像できない環境。日本では考えられない光景があった。いろんなことを見ることは好きで経験することは大事。いろいろと感じることはあった」。22年には社会貢献活動を表彰する「ゴールデンスピリット賞」も受賞したとあって「すごく自分の人生にプラスになっていることがあるのでみんなに共有してみんなで作り上げたい。長くやれたらいいと思う」と口にした。
吉田は、20年からオリックスで2年連続首位打者に輝くと、23年には5年総額9000万ドル(約140億円)の大型契約を結び、レッドソックス入り。メジャーデビュー直前の23年3月には侍ジャパン入りしてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場し、準決勝のメキシコ戦で同点3ランを放つなど、侍ジャパンの優勝に大きく貢献した。メジャー入り後も、1年目から140試合に出場して15本塁打、打率2割8分9厘をマーク。2年目以降はケガにも悩まされたが、3年間で29本塁打、154打点、打率2割8分2厘の成績を残した。
12日に福井・敦賀市内のトークショーに参加した際には、来年3月のWBCについても「個人的には、日の丸を背負って戦うことは非常に光栄。ベストパフォーマンスができる準備をしっかりしたい」と出場に意欲を示していた。来季へ向けては、大谷、山本、朗希が所属するドジャースが2連覇に刺激を受けたようで「自分もその舞台を経験したい」と前を向いていた。










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