ソフトバンクは18日、小久保裕紀監督(54)と新たに3年契約を締結したと発表した。来季が3年契約の最終年だったが、28年シーズンまでの契約を結び直した。

小久保監督は就任1年目の昨季から2年連続リーグ連覇を果たし、今年は5年ぶりの日本一に導いた。プロ野球の発展に最も貢献した監督や選手に贈られる正力松太郎賞を初めて獲得した。長期政権を確約された指揮官は「引き続き王イズムの継承、最先端技術を取り入れた指導の下、強いチームをつくってまいります」と、球団を通じてコメント。来季はホークスが福岡に移転後、初のリーグ3連覇を目指す。

 三笠杉彦GM(51)は「契約最終年を待たずして、中期的な視点で2年連続日本一、(リーグ)3連覇へ集中してもらいたいとの観点で、このタイミングになりました」と説明。「自身の職務を認識して、チームの強化にまつわるコーディネート力が高い」と高く評価した。

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