伝統の箱根駅伝は来年1月2、3日に第102回大会を迎える。スポーツ報知では出場する全21チームを連載で特集する。

第10回は1996年以来30年ぶり、史上最多15度目の総合優勝を目指す中大。

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 篠原寛主務(4年)は期待のルーキーをキーマンに挙げた。「浜口大和です。持ってる力は世代トップ級のランナー。ただ、(学生3大駅伝デビュー戦の)出雲では2区で区間10位と結果が出ず、本人も相当悔しい表情を浮かべていました。その次の日から、陸上への向き合い方が変わったように感じます」と明かす。11月に1万メートル27分53秒85をマークするなど急成長中。「元々、闘志あふれる走りが魅力的な選手ですが、より野性味が増したよう。出雲の悔しさを晴らす快走を必ず見せてくれるはずです」と箱根路初出走へ期待を寄せた。

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