メジャー最強左腕と呼ばれるタイガースのＴ・スクバル投手が、１８日（日本時間１９日）、ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）の米国代表としての参加を表明した。

　米東部時間１８日午前１１時前に、自身のＸ（旧ツイッター）アカウントに、米国国旗の絵文字だけを投稿。

数分後に、所属するタイガースの球団公式アカウントが、これまた、目玉２つの絵文字だけで、再ポスト。

　文章を伴わない投稿だったが、各国代表チームがロースター構築を進める時期とあって、瞬く間に拡散。ＦＯＸニュースのローゼンタール記者が「スクバルと、スキーンズ（パイレーツ）の両方が、ＷＢＣのＵＳＡチームで投げる」と反応するなど、米メディアも一斉に、スクバルの初の米国代表入りを伝えた。

　絵文字のみで、ＷＢＣ参加を表明したスクバル。すでに、参加を表明していたパイレーツのスキーンズの両投手は、今年７月、アトランタで開催されたオールスターで両リーグの先発投手を務め、シーズン後には、両リーグでのサイ・ヤング賞を受賞した。最強の２人が、ローテーションのツートップを担うこととなり、米国チームの”本気度”がうかがえる最強布陣となる。

　これで米国の先発投手陣は、この左腕スクバルと右腕スキーンズの両エースに加え、カブスのボイド、ツインズのライアンと、実力派がそろった。同大会の連覇を目指す「侍ジャパン」にとっても大きな脅威となりそうだ。

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