日本学生野球協会は19日に審査室会議を開き、今春のセンバツ甲子園に出場した東海大札幌に1か月の対外試合禁止処分を下した。部員による喫煙と飲酒が発覚したため。

なお、10月22~11月21日の期間で処分は終了している。

 喫煙をしている部員がいるとの匿名の投書が10月21日に監督のもとに届き、1、2年生の全部員に呼びかけたところ、数名が名乗り出た。喫煙場所は寮の近くの公園、駅近くの高架下、人目の少ない地域の駐車場。個室の寮で複数で喫煙し、飲酒することもあったという。喫煙、飲酒に関わった部員は11人いた。

 同校は、昨秋の全道大会を制覇。センバツ甲子園では10年ぶりの1勝を挙げた。今夏は札幌地区予選で敗退。2連覇を狙った秋は全道大会2回戦で旭川実に敗れていた。

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