プロ野球・楽天でプレーする早川隆久投手(27)が19日、仙台市内にある東北大学病院を訪問。小児科、産科、NICUの子供たち60名とふれ合った。

一緒に記念撮影をしたり、グータッチや質問をしたりと笑顔で交流すると、ぬいぐるみやノート、ステッカーをプレゼントした。昨年はチャリティーオークション落札額の一部を含めた200万円を、スポーツ・芸術・文化との出会いや触れ合いを通して病気と闘う子供たちの世界観が広がる機会を提供する「NPO法人 AYA」に寄付。これに続く社会貢献活動となる。

 交流を終えた早川は、「子供たちも頑張っているなかで、頑張ってくださいと言われると胸が苦しい思いにはなるんですけど、自分もより一層頑張って、東北に歓喜を届けたいっていう気持ちになりました。苦しいときはあると思うけど、そこで頑張れるきっかけにきょうの交流がなってくれればと思います。本当に頑張ってもらいたいですし、自分も今後何かしらのバックアップができればと思います」とコメントした。早川は今季、2年連続で開幕投手を務めるなど投手陣の中心として期待されたが、コンディション不良などで2勝8敗に終わった。9月に左肩を手術し、早期の復帰を目指して現在リハビリ中。1軍マウンドでの雄姿を見せて、子供たちを再び笑顔にさせる。

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