◆第42回ホープフルS・G1(12月27日、中山競馬場・芝2000メートル)=12月20日、栗東トレセン

 ジャスティンビスタ(牡2歳、栗東・吉岡辰弥厩舎、父サートゥルナーリア)が実質的な最終追い切りで猛時計をマーク。好仕上がりをアピールした。

京都2歳S勝ち馬は北村友を背にCWコースでラスト1ハロンはこの日の一番時計となる10秒8(6ハロン82秒0)。ラストまで力強く伸び続けた。「(10秒8は)あまり見ない数字。前走よりもうひとつ動きが軽くなっているし、さらに良くなっている」と吉岡調教師も目を細めた。

 「コーナーでもたつくところがあるし、まだ緩さが残っている。現状でもやれていますが、もっともっと良くなりそう」とトレーナーも認めるように、まだ成長途上の段階だが、抜群の切れ味でデビュー2連勝。将来性豊かなサートゥルナーリア産駒が、潜在能力の高さでG1初タイトルを狙う。

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