中山で黒星デビューとなった高額馬にSNSでは悲鳴の声があがっている。

 18日の6R・2歳新馬・牝(芝1800メートル=16頭立て)では、クリストフ・ルメール騎手とコンビを組んだ1番人気のダノンアスコルティ(牝2歳、美浦・萩原清厩舎、父キタサンブラック)がデビュー。

24年セレクトセール1歳馬セッションで牝馬最高価格の4億円で落札された高額馬が、4着とまさかの結果に終わった。 

 同馬は五分のスタートを切って中段に取り付く。道中は6、7番手をキープし追走した。1000メートル通過が62秒6のスローペース。折り合いは付いていたが、4角手前からルメール騎手は激しいアクションで促す。だが、直線を向いてもジリジリしか伸びず、前にいた3頭をとらえられなかった。ルメール騎手は「まだ子供。3、4コーナーで手応えがなかった。ゴールでトップスピードになった。これから良くなる」と評価した。

 勝ったのは、23年セレクトセール当歳セッションで、1700万円で落札された9番人気のリュクスパトロール(牝2歳、美浦・加藤士津八厩舎、父ビーチパトロール)だった。

 半姉アスコリピチェーノ(父ダイワメジャー)という血統馬の黒星デビューにSNSでは、「キレイに飛んでいきました」「えらい人気薄勝ったな」「まだ時間がかかりそう」「飛んだ飛んだ飛んだ飛んだ飛んだ飛んだ!」「これで4億円」「飛んじゃダメだろ」「切り替えていこう」「超高額馬が出る新馬は荒れるね」など悲鳴に近いコメントが相次いだ。

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