今年のBCクラシックを制したフォーエバーヤング(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)に本場アメリカから複数の種牡馬オファーが届いていることが分かった。藤田晋オーナーが12月20日、阪神競馬場で明らかにした。

 藤田オーナーは「BCクラシックの前にもきていましたが、その後に大きなものがきています。基本は日本(での種牡馬入り)を最優先にと考えていますが、中東が明けてから考えていきたいと思います」と説明。まずは当面の目標としているサウジC(2月14日、キングアブドゥルアジーズ・ダート1800メートル)とドバイ・ワールドC(3月28日、メイダン競馬場・ダート2000メートル)に全力を注ぐ方針を示した。

 同馬は本場アメリカの最高峰、BCクラシックを日本馬で初めて勝つ歴史的偉業を達成。すでに来年も現役生活を続けることは決まっている。

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