伝統の箱根駅伝は来年1月2、3日に第102回大会を迎える。スポーツ報知では出場する全21チームを連載で特集する。

第12回は6年連続39回目出場の山梨学院大。

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 往路は前回大会経験者4人の出走が濃厚だ。1区候補は前回7位と健闘した平八重。2区は10月の箱根予選会個人トップだったケニア人留学生のキピエゴの2年ぶり起用が予想される。3区は前回4区を走った和田、4区は前回8区で3位だった日本人エース・阿部。5区は前回に引き続き弓削主将。腰痛を克服し、大学生活ラストランへ向け、闘志を燃やしている。

 復路は対照的に、前回とは一変した顔ぶれとなりそうだ。6区を南葉が担い、7区は前回に引き続き大杉、8区には予選会でチーム9番手だった松岡、9区には予選会で集団のペース管理を担った占部か。10区は、11月に1万メートルで自己記録を更新した田原と傳法谷が競い合うことになりそうだ。

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