巨人・西舘勇陽投手が20日、日本プロ野球選手会・野球振興事業「マクドナルド野球・ソフトボール体験会サポートプロジェクト」の一環として岩手・盛岡市内の中野小学校を訪れ「中野アップルファイターズ」の選手らに野球教室を行った。

 花巻東OBの右腕は、盛岡中央OBのオリックス・斎藤響介投手とともに地元の少年少女に野球の魅力を伝え「まずは体を動かすことに対して『楽しい』と思ってくれることが大事で、そういうところから投げる、打つ、最後のゲーム形式の何かしらで楽しいと思ってくれていたらそれで十分だなと思います」。

地元貢献への思いも強く、丁寧にボールの握りを教えるなど約1時間半、全力を尽くした。「低学年の子たちもいて最初の鬼ごっこは“無限の体力”で疲れました(笑)岩手の野球人口が、増えればいいなと。中学、高校もやってほしいです」と明るく交流を振り返った。

 自身は2年目の今季、先発初勝利を含む2勝。来季は開幕ローテーション入りから年間フル稼働を目標に掲げ「今の子たちが『あの時の選手だ!』と思ってくれるように、これから活躍して頑張りたい」と3年目の飛躍を誓った。

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