オリックス・斎藤響介投手と巨人・西舘勇陽投手が20日、日本プロ野球選手会野球振興事業「マクドナルド野球・ソフトボール体験会サポートプロジェクト」の一環として、岩手・盛岡市内の中野小学校を訪れ「中野アップルファイターズ」の選手らに野球教室を行った。

 盛岡中央から22年ドラフト3位で入団した斎藤は約1時間半、丁寧に少年少女へ指導。

最後は全員の前に立ってエールを送り「めったにない機会でした。人前で話すのは得意じゃないんですけど、自分もいろいろ練習になりました」と貴重なひとときを振り返った。

 3学年上で同郷の西舘とはこの日が「はじめてまして」。花巻東から中大を経てドラ1で巨人入りした先輩の印象を問われると「すっごい大人で、優しいです」と笑顔で語った。両者とも人前で話すのが苦手だという“人見知りコンビ”だが、控室でも談笑するなどすんなり意気投合。西舘も「(斎藤は高校)3年の夏、花巻東に勝ってるので」と盛岡中央のエースとして活躍していた姿を当時から気にかけていたことを明かしていた。

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