レッドソックスの吉田正尚外野手(32)が21日、都内で日本航空が開催して約60人の小学生が参加した野球教室に参加した。

 来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の出場にも「準備はしています」と前向きな姿勢を示した吉田。

来季はレッドソックス入団4年目を迎えるとあって「4年目になるので、納得いく数字を残していないので、もう一回信頼をつかむという意味でも1年間ケガなく戦って、チームとしてはリングを勝ち取るのが大きな目標だと思うので、その一員になれるように、しっかり戦いと思います」と決意を口にした。

 23年に5年総額9000万ドル(約124億円)の大型契約を結んでレッドソックス入りした吉田。1年目の23年は140試合に出場してリーグ7位の打率2割⑻分9厘をマークしたが、2、3年目の24、25年は108、55試合の出場に終わって規定打席にも届かなかった。昨季終了後に右肩手術を受けるなど故障に泣かされた面もあり「強くすると言うことをこのオフはテーマに持ってやっています」と明かし、小学生に見せた打撃実演では鋭いスイングも見せた。

 オリックス時代には20、21年に2年連続で首位打者に輝いた安打製造機は「1年間戦って、日本の時のようにタイトル争いを目指してやっていかないといけないと思います」と意気込んだ。

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