フィギュアスケート 全日本選手権 兼ミラノ・コルティナ五輪最終選考会 最終日(21日、東京・代々木第一体育館)

 女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の坂本花織(シスメックス)が優勝。1985年から8連覇した伊藤みどり以来、5人目の5連覇を達成し、26年ミラノ・コルティナ五輪代表に内定。

日本女子では史上初めて、3大会連続の五輪出場を決めた。

 17歳で五輪出場資格を持たない島田麻央(木下グループ)が2位に入った。島田は「本当にオリンピックがかかっているのかっていうくらい緊張してしまった。その中でもトリプルアクセルを降りられて良かった」と安ど。「色んなミラクルは起きていると思うが、もっといい演技をしたい。ミラクルを起こせるように残りのシーズンを過ごしたい」と前向きに話すと「この緊張感の中でこれだけ滑れた。また4年後はもっと緊張すると思うんですけど、もっといい演技ができるように4年間を大事に頑張りたい」と、出場可能となる2030年の五輪へと気持ちを高めた。

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