歌手のMISIA(47)が、織田裕二(58)主演のWOWOW/Leminoの連続ドラマ「北方謙三 水滸伝」(来年2月15日放送・配信スタート、日曜・後10時)の主題歌「夜を渡る鳥」を担当することが21日、分かった。

 若松節朗監督(76)から熱烈オファーを受け、熟慮を重ねた上で承諾。

若松監督とはフジテレビ系月9ドラマ「やまとなでしこ」(2000年)の主題歌「Everything」以来26年ぶりのタッグとなる。

 MISIAは「お話をいただいたとき、この世界観を歌いこなすのは非常に難しいと感じていた。しかし、作品と向き合う時間は、自分自身の内側にある『信じること』『抗(あらが)うこと』『生き抜くこと』を、静かに見つめ直す時間でもあった」と回想。「残酷な天使のテーゼ」の及川眠子(ねこ)氏が作詞、加藤登紀子が作曲を手掛け、壮大さと未来への希望を感じさせる楽曲に仕上がった。

 北方謙三氏の人気大河小説の実写ドラマ化。理不尽な権力への怒り、仲間との絆などを描く。MISIAは「時代や立場は違っても、抱える想(おも)いや葛藤、仲間を想う気持ちは、今を生きる私たちの心にもつながっている。この歌が皆さんの胸に寄り添い、登場人物たちの生きざまや想いを、より深く感じていただくきっかけになれば」と願った。

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