J1京都サンガがこのほど、第1回の「環境教育」を実施した。12月9日に亀岡市立亀岡小で、DF永田倖大が4年生約60人を対象に先生役を務めた。

 この取り組みについて、チームの公式ホームページでは「近年の地球温暖化による気温の上昇や自然災害の頻発など、環境課題の解決が求められています。また、Jリーグにおいても異常気象による試合の中止や試合観戦される方の熱中症など、サッカーを取り巻く環境にも様々な影響が懸念されています。こういった課題の解決の一助とするため、この度、京都サンガF.C.では、気候変動対策への具体的なアクションの一つとして、『京都サンガF.C.環境教育』の取組みをはじめました」と説明。授業を通して気候変動の現状や原因を学び、身近な行動変容を促すことを目的としているという。

 授業は小学4~6年生が対象。チームの現役選手が「Jリーグ気候アクションアンバサダー」として先生役を担う。京都府、京都市の協力を得て冊子を制作し、周囲と環境について話す機会を作り、環境教育の振り返りなどに活用してもらう。

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