レッドソックスが22日(日本時間23日)、カージナルスからウィルソン・コントレラス一塁手をトレードで獲得したと正式発表した。来季以降2年4150万ドルの契約が残っていたため、カージナルスが800万ドルを提供し、給与の一部を負担する。

 また、レッドソックスからは今季デビューし4勝1敗ながら、右膝前十字靱帯断裂の負傷を負った右腕H・ドビンスに加え、Y・ファハルド、B・アイタの若手計3投手を放出する。レ軍は11月25日に先発右腕S・グレイもカ軍から獲得しており、両軍間で立て続けにトレードが成立した。

 コントレラスはオールスター3度出場経験がある33歳。今季は打率2割5分7厘20本塁打と打棒が復活し、80打点はキャリアハイ。捕手経験が長いが、一塁とDHでのみ出場。レッドソックスはカサス一塁手の復帰が時間がかかりそうなだけに一塁手強化が急務でもあった。

 レッドソックスはFAの目玉でもあるA・ブレグマン三塁手との再契約が最重要課題としている。一塁が埋まったことで、巨人からポスティングでメジャー挑戦を目指す岡本和真内野手獲得はブレグマンの動向次第になってきそうだ。

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