ポスティングシステムでメジャー移籍を目指す巨人・岡本和真内野手(29)を巡る争奪戦で、パイレーツが有力候補に挙がった。ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者が22日(日本時間23日)、自身のXで伝えた。

 岡本を巡っては「興味を持っているチームが多すぎて、難しい案件だと思います」と指摘。移籍先候補にはエンゼルス、パイレーツ、レッドソックス、ブルージェイズ、カブス、ダイヤモンドバックスの計6球団を挙げた。同記者は「これらの多くはブレグマンにも関心を持つチーム。つまり、(そちらが)先に整理される必要がある」と、今オフFA市場の目玉野手の1人であるブレグマンの去就次第であると説明。その上で、「パイレーツは岡本の有力候補になり得ると確実に思う。6チームのうちの1つで、しかもブレグマンとは結びついていないですから」とした。

 米1年目の日本人野手で最大の契約は、22年12月に29歳だった吉田正尚がRソックスと結んだ5年9000万ドル(約124億円=契約当時のレート)。岡本の交渉期限は、米東部時間で来年1月4日午後5時(同5日午前7時)までとなっている。

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