24年からウエスタン・リーグに参入したくふうハヤテは23日、奥田域太(かなた)投手が今季限りで退団し、巨人の打撃投手として入団することが決まったと発表した。

 奥田は身長178センチ、71キロの左腕。

三重・菰野高では現中日の岡林と同級生だった。岡林とともにプロ志望届を提出したが指名がなく星城大へ進み、24年からくふうハヤテでプレー。今季、ウエスタンでは21試合の登板でチームトップの110イニングを投げ、チームトップタイの4勝(9敗)、防御率3・68だった。

 この日、奥田は球団を通じて「今年でハヤテを退団して、来年から読売ジャイアンツさんでバッティングピッチャーとして契約させていただくことになりました。選手としてではないですが、これからも野球に携われることはうれしく思いますし、幸せ者です。今まで選手として応援してくださった皆さん、ありがとうございました」とコメントした。

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