伝統の箱根駅伝は来年1月2、3日に第102回大会を迎える。スポーツ報知では出場する全21チームを連載で特集する。

第15回は4年連続20回目出場の城西大。

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 主力のけが人続出で万全なオーダーが組めなかった10月の出雲は6位、11月の全日本は9位に終わった。雪辱を期す箱根へ、櫛部監督は「駅伝のセオリーは先手必勝」と話す。

 1区は指揮官が「次世代のエース」と称す柴田、花の2区はエースのキムタイの起用が濃厚だ。ケニア人留学生のキムタイは、前回同区10位の悔しさを糧に、今季は出雲で3区区間賞、全日本も3区2位と好走してきた。櫛部監督も「スタミナ強化が進んだので、エースの走りが期待できる」と太鼓判を押すほど、ロード適性を磨き上げてきた。

 山には5区に斎藤、6区に前回同区3位の小林と強力な2人が控えるだけに、往路のスタートダッシュで勢いに乗って、24年大会の総合3位を超える過去最高位フィニッシュを目指す。

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