◆第42回ホープフルS・G1(12月27日、中山競馬場・芝2000メートル)追い切り=12月24日、栗東トレセン

 京都2歳Sの覇者ジャスティンビスタ(牡2歳、栗東・吉岡辰弥厩舎、父サートゥルナーリア)は坂路を単走。北村友が手綱を執り、58秒8―13秒7でゆったりと上がってきた。

厩舎のスタイルで土曜日(20日)に実質的な最終追いを消化しており、負荷は十分。吉岡調教師は「いい意味で、スイッチがオフのまましっかり最後まで走れていました。輸送も考慮して、いい調整ができました」と好仕上がりに納得の表情を浮かべた。

 前走は直線で目の覚めるような脚を使って、重賞初挑戦V。デビュー戦とは違う後ろからの競馬にも対応し、底知れない能力を見せつけた。「前走以上の力を出せると思います。G1の舞台でメンバーは強くなりますが、またこちらの想像を超える走りを見せてくれると思います」とトレーナーは力を込めた。

編集部おすすめ