今年ラストウィークの今週はホープフルSでアスクエジンバラに騎乗します。2走前のサウジアラビアRC(7着)から手綱を任せてもらっていますが、この中間は可能な限り、調教でコンタクトを取ってきました。

 追い切り日以外でもCWコースをゆったりと2周するなど乗り込み量を増加。長めを継続的に乗ることでやっと実が入ってきたなという感触ですし、楽に動けるようになっています。取り組んできた成果に確かな手応えが感じられる今回。楽しみしかありません。

 中山の2000メートルは合っていると思いますし、この馬にとっては今回が大一番だと思い、やれることはやってきました。枠はどこだって構いません。勝つにはここしかない、というぐらいの気持ち。悔いのない騎乗で、自分にとっての今年最後のG1を最高の形で締めくくりたい。

 日曜の阪神ではサンクフルSのローランドバローズ。重賞路線に乗せないといけない馬だと思っていますし、力を出せる状態に仕上がっています。しっかりと結果を求めたい。最後になりましたが皆さん、よいお年をお迎えください。

(JRA騎手)

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