阪神・藤川球児監督(45)が25日、来季の打線白紙を明言した。猛虎の象徴ともいうべき1番からの近本、中野、森下、佐藤輝、大山という並びも「まだ分からない。

何も決まっていない。描いちゃダメ。壊しているので」と現時点で未定。「打線は固まっていただけで、それは終わった話。(決定事項)ゼロでしょ。選手の顔、名前、背番号、年俸は関係ない」と実力主義で聖域は設けない。

 新たにドラフト1位・立石(創価大)が加入。「非常に期待を持てる」とレギュラー陣にもさらなる進化を求める指揮官は、破壊力が増した新猛虎打線の構築を目指す。現役ドラフトでヤクルトから獲得した右の長距離砲・浜田に関しても「ものすごく期待」と楽しみな新戦力だ。また開幕投手については村上が有力視されるが、コンディション等を見ながら焦らせない方針。その公表時期は「2月中旬ぐらい」と設定した。(中野 雄太)

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