2歳王者を決めるホープフルステークス・G1(12月27日、中山競馬場・芝2000メートル)は、7番人気で松山弘平騎手とコンビを組んだロブチェン(栗東・杉山晴紀厩舎、父ワールドプレミア)が無傷2連勝でG1初制覇を飾った。この結果を受けて、現役時代に中央&地方で通算4464勝を挙げた元騎手の安藤勝己氏(アンカツ)が27日のレース直後に自身のX(旧ツイッター)で更新した。

 安藤氏は「前半から攻めた康誠がやったかと思ったけどな」と3着に入ったアスクエジンバラについて言及。続けて7番人気で勝利をつかんだロブチェンについて「強引に進路切り替えて制裁もらうやろが、直線それだけの手応えはあった。そこからフロックじゃ使えん脚で突き抜けとる」と指摘した。

 上位人気3頭が馬券圏外にも入らない波乱の決着で、4番人気で2着に入ったフォルテアンジェロは「勝負根性ある」と評価。1番人気で7着に敗れたアンドゥーリルは「マイルって行きっぷり」と距離適性を疑問視。さらに2番人気で8着に敗れたジャスティンビスタついても「気性面が危ういわ」と見解を示した。

編集部おすすめ