「生涯収支マイナス5億円君(マイ億君)」として競馬予想を披露しているお笑いコンビ「霜降り明星」の粗品が27日、自身のYouTubeチャンネルを更新。今年のJRA・G1を締めくくる有馬記念(12月28日、中山・芝2500メートル)の予想を公開した。

 今秋のG1では1レースしか取っていない粗品が「集大成見せたいと思います」と意気込みながら、本命は「6番のダノンデサイル」と馬番を間違えて発表。本来の馬番は9番で、「とんでもなく悩んだ結果」の本命であることを明かした。

 ダノンデイサルを本命に推した理由としては「最終的な決め手は、能力の高さ。ジャスティンミラノ、レガレイラ、シンエンペラーらと強い4歳世代のダービー馬で、今年のドバイシーマ(クラシック)では、世界最強馬カランダガンにも勝利している」と実績を評価。さらに「当日のテンションの問題や道中折り合えるか不安点はあるんですが、能力を出し切ったときは現役最強だと思っています」と強調した。

 本命馬は昨年の有馬記念で3着に敗れているが、「前に壁を作れず逃げる形になり、風をもろに受けるタフな展開になったと。それでも最後は3着に粘り込み、大外枠から2着に入ったシャフリヤールと同じぐらい強い競馬をしたと思ってます」と指摘。展開面でも「先行馬も多く、去年のように押し出される可能性は低いので、前に壁を作って折り合えれば直線はしっかりはじけてくれると思います」と勝つシーンをイメージしている。

 対抗には「今回の有馬記念で一番展開が向きそう」と予想した4番のミュージアムマイルを挙げた。「この馬にとって最も実力を発揮できる競馬場だと思います」「内枠に入ったのはデカい」など強調ポイントに言及。さらに、人気薄からは「厳しい要素は多いんですが、人気を落とすなら狙ってみたい」と16番のタスティエーラも推していることを強調した。

 今回の買い目は、3連単フォーメーションで1着(9)→2着(1)(3)(5)(6)(11)(12)(16)→3着(4)の7点と、同1着(4)(9)→2着(4)(9)→3着(1)(3)(5)(6)(11)(12)(16)の14点に、3連複で(6)(9)の軸2頭から(1)(11)の2点を挙げている。

 粗品は「現時点での最高予想、出たんちゃうか、これ。前日の昼時点での。かなり自信あります」と豪語したが、コメント欄では「馬番間違えるの珍しいなw」「そもそも6番じゃない」「急にテンション下がった」「ついに降臨してもうた」「これで飛ばしたらホンモノ」「なんかの伏線か?」「ダノンデサイル消える」「間違えてる時点で終わったやん!」「これでタバル来たらゲラゲラ笑える」「何で全く参考にせんのに見てしまうんやろ」「今回こそ当ててくれ」「馬番間違えてるやん負け確?!」「これ6くるんやろ」「ホープフル負けとるがな」「もうめちゃくちゃやで」など反応が寄せられている。

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