オリックス・横山聖哉内野手(20)が、一気に殻を突き破りそうな予感だ。上田西(長野)から2023年のドラフト1位で入団した、未来のスター候補生。
高卒2年目の昨年は、ウエスタン96試合で打率2割1分7厘、2本塁打、35打点。数字自体は不本意かもしれないが、7月29日の同・広島戦では京セラDの中段にライナーを突き刺すなど、夏場以降に調子を上げた。バットが最短距離で出せるようにトップの位置を改善したことを明かし「感覚的な部分でつかむものがあり、試合で表現できた」と手応え。速球への対応、ボール球の見極めが打力向上のカギになると考え、11月の高知キャンプではより「無駄のない軌道」を意識して黙々とバットを振り込んだ。
1軍では通算14試合の出場にとどまるが、背番号34のフルスイングはかつての吉田正尚(レッドソックス)の姿と重なる。「いろんなところを守れたら出場機会が増える」。メインの遊撃に加えて三塁や二塁も練習し、紅林や宗、広岡に太田らレギュラー陣を脅かすつもりだ。50メートル走6秒3、遠投120メートルの身体能力と非凡な野球センスはチーム随一。開花は目前だ。(南部 俊太)
◆横山 聖哉(よこやま・せいや)2005年10月28日、長野県生まれ。










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