阪神・藤川球児監督(45)が31日、闘将宣言をした。球団初のセ・リーグ連覇がかかる26年シーズンに勝ちきるため、自身のイメージチェンジを表明。

内に秘めてきた闘志を押し出すスタイルでペナントレースを戦い、悲願を果たして3年ぶりの日本一奪還を目指す。

 就任2年目を迎える2026年は、もう隠さない。冷静沈着な姿、仮面を脱ぎ捨てる。藤川監督が闘将と化す。

 「隠していた部分ですね。25年シーズンもしっかり持ってはいましたけれども、内側でそれを温めて、ゲームでは選手たちに表現をしてもらっていました。だけれども、26年は本当の強さというものを見せなければいけません。(周りからの見え方は)全く違うと思います。もうちょっと怖いかもしれません(笑)」

 指揮官自ら、今季のチームスローガンを「熱覇」に最終決定。リーグ連覇に向け、情熱を持って戦うという強い思いを込めた。その先導役として「私が情熱を持って、選手たちを引っ張る」と決意表明する今、「守ってはダメなんで。攻めていく」と声を大にした。

 「(25年は)冷静さが表に出てましたけど、それでは、勝ちきれないかもしれない。こちら側から仕掛けていかなければいけない」

 このオフは「チームを壊す」と口にし、勝ってなお、変革を進めた。監督経験のある和田1・2軍打撃巡回コーディネーターを新たにヘッドコーチに据え、キャプテン制まで導入して、坂本に託した。1~5番までほぼ固定した打線も再構築する。すべては、2年連続の頂に登るためだ。

 「(イメチェンは)開幕からですね。2月、3月は仕込みの時期。開幕の東京Dから全開放します。情熱、その熱で制覇する。まあ、見ておいてください。言葉を実現させるのが自分の仕事ですから」

 故・星野仙一元監督のもとでプレーした球児監督が燃える男をほうふつとさせるのか―。宿敵巨人と相まみえる3月27日の開幕戦(東京D)から本能でぶつかる。

(小松 真也)

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