RソックスからFAとなり、今オフの移籍市場で注目の存在となっているA・ブレグマン内野手の移籍先候補が4球団に絞られたと27日(日本時間28日)、米「CBSスポーツ」などが報じた。残留交渉を行うRソックスの他にはカブス、ブルージェイズ、Dバックスが残っているという。

 アストロズから3年総額1億2000万ドル(約182億円)でRソックスに移籍した今季は114試合で打率2割7分3厘、18本塁打、62打点。オールスター出場3度を誇り、通算209発の三塁手はオプトアウト(契約破棄の権利)を行使したことで再びFA市場に出回っている。

 記事によると「カブスはブレグマンについて代理人のボラスと何度も協議を重ねてきた」という。加えて「ブルージェイズはもしもビシェットとの再契約がかなわず、FAのタッカーを獲得できなかった場合、ブレグマンは理にかなった存在となるだろう。カブスは三塁に若手のショーがいるが、トレードの一部として使われる可能性があり、控えになる可能性もある。Dバックスはマルテのトレードを模索しているとうわさされており、その時は内野を再編してブレグマンのためのスペースを作る可能性がある」とした。

 ブレグマンの去就が大きく影響しそうなのが巨人からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指している岡本和真だ。交渉期限は米東部時間で来年1月4日の午後5時(同5日午前7時)に迫ってきており、決着は間近となっている。今月22日(同23日)には「NYポスト」のJ・ヘイマン記者が岡本の新天地候補にエンゼルス、パイレーツの他に、今回ブレグマンの移籍先候補としても伝えられたRソックス、ブルージェイズ、カブス、Dバックスと計6球団の名前を挙げた。さらに2人の代理人は同じスコット・ボラス氏、ポジションも三塁手ということもあり、密接な関係にあるといえる。

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