日本サッカー協会は28日、来年1月にサウジアラビアで開催されるU―23アジア杯のメンバーを発表した。

 ロス五輪世代の大岩剛監督が指揮を執り、27日に茨城ネクストジェネレーション杯で優勝したメンバーを中心に、既にA代表デビューしているMF佐藤龍之介(岡山)、MF大関友翔(川崎)や、FW道脇豊(ベフェレン)の海外組もメンバー入りした。

 今回は上限よりも年齢が下の、全員が21歳以下の28年ロス五輪世代でメンバーを構成。カタールで1月1日に完全非公開でトレーニングマッチを行った後、サウジアラビアへ移動し、1次リーグでシリア(7日)、UAE(10日)、カタール(13日)と対戦する。

 優勝した24年大会に続く、同大会の連覇&3度目の優勝を目指す指揮官は、都内で会見を行い「一つひとつの大会であったり、一歩一歩進んでいくこのグループの目的であったり、そういう部分は明確にしている。茨城の大会も優勝することを目的として、一日一日のトレーニングをやってきた。それはアジアカップにつながるという話をしながら選手にアプローチもしている。茨城(の大会)が終わった今、今度はこのグループでアジアカップで優勝するんだというマインドを選手たちには要求していますので、先を見ながらも、目の前の一つひとつを戦っていくという気持ちで選手たちと一緒にやっていきたい」と決意を示した。

 【U―23日本代表】

 【GK】

12 浜崎知康(明大)

1 小林将天(FC東京)

23 荒木琉偉(G大阪)

 【DF】

16 小泉佳絃(明大)

5 市原吏音(大宮)

2 梅木怜(今治)

21 関富貫太(桐蔭横浜大)

4 永野修都(鳥取)

3 土屋櫂大(川崎)

22 岡部タリクカナイ颯斗(東洋大)

15 森壮一朗(名古屋)

 【MF】

8 大関友翔(川崎)

6 小倉幸成(法大)

7 石渡ネルソン(C大阪)

10 佐藤龍之介(FC東京)

17 嶋本悠大(清水)

14 川合徳孟(磐田)

 【FW】

20 古谷柊介(東京国際大)

18 久米遥太(早大)

9 ンワディケ・ウチェブライアン世雄(桐蔭横浜大)

11 横山夢樹(C大阪)

19 道脇豊(ベフェレン)

13 石橋瀬凪(湘南)

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